パースとは風景や建築を遠近感を用いて表現するための手法の1つです。
「透視図法」(Perspective drawing)とも言われ、主に3つの種類があります。

◆◇一点透視図法◇◆

一点透視図法とは消失点が1つしかない図法です。設定した水平線上に消失点を決め、そこに奥行の線を収束させて作図していきます。一点透視図法にはさらに「直接法」「距離点法」の2種類があり、正面から見た構図などによく使われます。

◆◇二点透視図法◇◆

対象物をやや斜めから見たときに使われる手法で、水平線上に消失点が2つ存在します。人間が目にするものに近いため、漫画などにもよく使われています。「並行透視図法」「45°法」「30°～60°法」などの種類があり、目的に応じて適した図法が選べます。

◆◇三点透視図法◇◆

三点透視図法は、短い距離で見上げる構図や見下ろす構図を描くときに使用します。二点透視の奥行きと幅に加え、高さ方向の線があるのが三点透視図法です。

建物の外観を表現したものを「外観パース」、内観を表現したものを「内観パース」と呼びます。
建築物は本来3Dであり、2Dの平面図や断面図などの従来の建築図面からではどうしても全体像を把握仕切れないことが多くありました。

【THE PERS】では短期間でパースを図面から書き起こし、建築の全体像をよりわかりやすく表現するサポートに取り組んでおります。
パースによって3Dで表現された建築物はより直感的に理解することができ、プレゼンテーションなどでは短時間で大きな効果を発揮します。

「図面でのやり取りではお客様に伝えるが難しい」
「最近クライアントとの打ち合わせがうまくいかない」
「建築のイメージを分かりやすくお客様にお伝えしたい」
という方は是非1度パースによるプレゼンテーションをお試しください。